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2014-11

泣くって悪いこと?

ろりぽっぷ 931号 2014年

ろりぽっぷ931号
門から続くけやき並木の葉っぱが散って、さながらじゅうたんの様です。次の木枯らしで葉っぱはすっかり落ちてしまうのでしょうね。晩秋のさみしさを感じます。

さて、今回のテーマは「泣く」ということです。子どもが泣くということについて考えてみましょう。
赤ちゃん時代はお腹が空いた、おむつが濡れた、眠い、不快、抱っこや相手をしてほしいなどの時に泣きます。
幼児期は心が育ってきて、痛い、不快などの感覚の他に悲しい、いやだ、思い通りにならない、さらに、うれしい、感動した、悔しいなどという時にも泣いたりします。
幼い時ほど単純だった理由が成長と共に複雑になっていくのです。
園内で「ワァーン」と大きな泣き声が聞こえると、大人たちはすわっとばかりに声のする方へかけていきます。泣き声がケガなど異変を知らせるシグナルでもあるからです。園生活の中で泣くという姿がいろいろな場面で見られますが、身のまわりの生活習慣ができなくて困った、友だち関係でトラブルになったなど言葉で上手く伝えることが難しい時に泣くという手段で訴えてきます。「この子はどうして泣いているのだろう」痛いのか、悲しいのか、何か困っている事があるのか、私達保育者はその子の泣いている理由や思いを読みとり、言葉に出して返してあげる事を心がけています。泣くことは表現の1つ。がまんせず心のままに泣くことは大切なことととらえています。気にいらない事があると大声で泣いて訴えていた子、私の方を見てと存在をアピールしていた子も成長と共に言葉で自分の気持ちを伝えられるようになったり、友だちとの関係が結べたりする事で泣くことが減っていく例をたくさん見てきました。

ろりぽっぷでは成長のステップとして泣くことがあってもいい、心のままに泣くことは大事なことと、考えていますが、ご家庭ではどうでしょうか。
うちの子は赤ちゃんの頃からよく泣く子で…とか、疳(かん)の虫が強くてという話を耳にしますが、昨今では子どもが泣くことに対してちょっと気になる風潮がある様に思います。それは、あまり泣かせているとご近所から警察や児童相談所に通報されてしまうという声です。園のスタッフの1人は

自分の子が入浴の度に”怖いよ〜””やめて〜!!”と大泣きするのでいつ通報されるかヒヤヒヤしたという笑えない話もあります。
虐待により幼い命を落とすという痛ましい事件が続き社会の関心が高まり泣き声通報も多くなっているそうです。通報により幼い命を守ることができていることも事実ですが、子育て中の多くの母親はいつ通報されてしまうのだろうと泣き声にナーバスになっているのではないかと心配しています。虐待は決して許されることではありませんが、世間の目の厳しさが一層子育てをつらいものにしない様にと願うばかりです。
泣くというテーマから少々はずれてしまいましたが、子どもは泣くものです、がまんせずに思いっきり泣きなさい、泣くことは心のうちを表現しているのだから…泣けないよりは泣ける方がいいと伝えたかったのです。

今週のろりぽっぷ子たち

ライブ!!焼きいも

焼きいも

波紋 〜連絡帳より〜

先日の園だよりを読み、改めて「あいさつ」の大切さ、コミュニケーション能力の重要性というものを考えさせられました。
本当…形式にとらわれた方法をとらなくても普段の生活の中で、私達大人がやって見せることで集中力が育つという事…上の娘の成長を見ていると本当にこのことがとても納得できてしまうことの一つです。年少 母

心のこもったあいさつは、本当に心を和ませてくれます。あいさつの大切さ、その意義を毎年職員に語るのですが、未だにアイコンタクトのあるあいさつは稀です。人生の内の一番長い時間を職場で過ごすわけですから、いろいろな意味で理解し合い、助け合いながらけじめを保ちつつ楽しい職場でありたいと願っていますが…法人理事

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あいさつのはじめの一歩… 〜まずはアイコンタクトから〜

ろりぽっぷ 930号 2014年11月21日

ろりぽっぷ930号
慈恩寺さまのイチョウが色づきはじめ、朝晩の冷え込みが厳しくなってきました。
来週には枯葉を集めて落ち葉焚きを計画しています。焚き火の中にはもちろんサツマイモを入れて…。晩秋ならではのお楽しみです。

さて、今週はあいさつについてです。かつて、あるお母様から、朝登園して、全員が揃ったら、クラスに集まって朝のあいさつをするということは、ろりぽっぷではやらないのですか、ちおうお尋ねがありました。きっとこの方以外にも同じ様な疑問を持たれている方々がいらっしゃるのではないかと思い、そのおたずねにお答えするとともに、あいさつについて今回は取り上げてみます。

なぜ全員がそろった10時頃にクラスに全員を集めて、朝のつどいのようなものをろりぽっぷでは行わないのでしょうか。
それは、1番バスで到着して、すでに好きな遊びを見つけ、取り組み、熱中している子どもたちの遊びを中断したくないからなのです。ろりぽっぷは遊びを大事にしている園です。夢中になっている遊びを思いきり続けることで、集中力が育ち、発見や工夫、人間関係の構築がある、その時間と空間を保証することが、私たちの役目と思っています。
それでは、朝のあいさつの状況はどうなのでしょうか。ご家庭では、目覚めたらまず家族で「おはよう」のあいさつを交わしていらっしゃることでしょう。
園のスタッフは、園バスでお子さんを迎える時、今日も一日楽しく過ごせるといいね、という思いを「おはようございます」に込めて、あいさつをします。園に到着したら、門のところで保育者や友だちと「おはよう」を交わします。
あいさつは大事であり、コミュニケーションをとる上にも欠かせないことは誰もが承知していることです。それも単なる形式としてではなしに、人間的信頼を示し合うものとして交わし合いたいと常々思っています。心のこもった気持ちのよいあいさつができる子に育ってもらうにはどうしたらよいのでしょうか。それには、私たち大人が形だけを重んじるのではなく、心のこもったあいさつをシャワーのようにあびせれば、きっと素敵なあいさつのできる子になってくれるのかな、とも思います。

両親に慈しまれ、保育者や友だちとしっかり信頼関係を結ぶことができ、生き生きとした楽しい生活が送れれば、その様子があいさつにもあらわれるはずです。アイコンタクトからのスタートでもいいんだよとあせらず、のんびりと待ってあげる、それがろりぽっぷ流と考えています。
ちなみに、私は朝、子どもたちを迎える時”その小さな体でお母さんから離れ、よく園にきてくれたね、ありがとう”という気持ちを込めて「おはよう」を言い、”今日もいっぱい遊べたね、明日もまっているからね”の「さようなら」でバスを見送ります。

波紋 〜連絡帳より〜

前回の縁だより「わがままもいえないようでは…」を読んで、うんうん!!と納得してしまいました。
上の子と下の子、同じように子育てをしていますが、上の子は小さい頃から手のかからない、聞き訳のとても良い子でした。が、小3の時にお医者さんのお世話になることに…その時、カウンセラーの先生に言われたのは、”子どもらしくないね”と…
今まで手のかからない聞き訳のよいいい子だと思っていた私はおもわず涙してしまいました。
子育てって本当にむずかしいと思い知らされたときでした。その他、わがままを通しているつもりはないが、どこまで手伝うと過保護になってしまうのか境目が難しいですね…。

私は子供の頃、両親と祖父母、年子の妹の6人で住んでいました。父は公務員、母は保育士という共働きの家庭でした。
だから私は(妹も)母よりも祖母といる時間が長く、祖母の前でも母の前でもきっと”いい子”をしていたと思います。不仲だった両親と祖父母に、私が”いい子”でいることで仲良くしてほしくてそうしていたように思います。
保育所でも「◯◯ちゃん(私)は□□先生(母)の娘さんだからわがまま言わないいい子だね。」と周りの大人に先に言われることが多く、ますます何も言えず、大人の顔色ばっかりうかがい、自分がどうしたいのか、何が好きなのかも全くわからず、人との距離や、関係を作ることすら怖くなっていました。
大人になってから、小さい頃の”わがまま”は”我のまま”だから必要なことだと知りました。ありのままの自分をまわりの人に受け入れてもらうことをして、少しずつまわりの人を受け入れることができ、いろんなことに折り合いをつけていけるようになるのかなぁと感じました。それを大人になって気がついても、とても苦しいことでした。

今週のろりぽっぷ子たち

ほっぺのなかはな〜んだ?(…あめです…)
年中組 散歩11/18 十三の塔

年中組 散歩

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わがままも言えないようでは… 〜思いをがまんしないで〜

ろりぽっぷ 929号 2014年11月7日

ろりぽっぷ929号

朝晩の気温の差が大きくなり、季節は少しずつ冬に近づいています。窓の外では、ビワの乳白色の小さな花が秋風に揺れています。この時期に人知れず咲く花の存在に気付いたのはつい最近のことです。いくつになってもまだまだ新しい発見があることに、ささやかな喜びを感じました。

さて。今回は幼児期のわがままについてです。”わがまま”とひとくちに言っても、何をわがままとするかは、大人の価値観によって大きく変わります。ちなみに園では、わがままという言葉は保育者の中ではあまり耳にすることはありません。私たちの中では、わがままを言えるようになればやっと心を開き、自分を出してくれるようになったと評価するからです。むしろ、自分の思いを押し殺し、大人の言う通りにしか動けないお子さんの方を心配しています。大人の思いを察して望んでいる通りにしようとするよい子よりは、わがままを言えて幼児期に自分の思いを発揮できる方が、安心できるのです。

しかし、わがままが過ぎるということがあるのも事実で、親御さんの頭を悩ませるところだろうと思います。幼児期は、幼ければ幼いほど、何でも自分の思い通りになるのではないかという思いを持っているものです。そうした気持ちは、自分にも出来ないことがあるという現実に直面することで少しずつ変化していきます。ところが、大人が手伝うことにより、何でも思い通りになるような生活ができてしまうと、思い通りにならないことががまんできなくなります。これが、わがままが過ぎるという状態です。自分の思いを発揮できることも大切ですが、思い通りにならないという現実をだんだん受け入れて、気持ちの調整ができるようになることも大事なことです。
こうした気持ちの調整ができるようになるためには、大人との間だけでは難しく、子ども同士の遠慮のない関係が必要です。なぜなら、どうしても大人は子どもに合わせてしまい、いわゆる過保護な状態にしてしまうからです。子どもの世界では、それぞれ自分の思いを発揮していくので、必ずしも相手に合わせるとは限りません。現実の生の体験の中で、すべて自分の思い通りにはならないということを理解していくのです。そういった経験を通して、自己発揮と自己抑制を調整できるようになっていくのだと思います。たくさんの友だちと遊べるようになれば、次第にわがままは姿を消していくことでしょう。

”わがまま”と言うと、どうしてもマイナスのイメージでとらわれがちです。でも、わがままも言えないようではもっと困るのです。幼児期に聞き分けがよく、手のかからない、いわゆるよい子の場合、思春期になって爆発することがあり、親子共々苦しむケースが生じています。
わがままを言ったり、反抗したり、親を困らせたり、そんな姿をむしろありのままの自分を出せている喜ばしい現象をとらえた方が良さそうですね。

今週のろりぽっぷ子たち

ビールケースを使って…

ビールケースを使って

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秋の遠足 〜みんなそろって東武動物公園へ〜

ろりぽっぷ 928号 2014年10月31日

ろりぽっぷ928号
お天気を心配しないですむ遠足は、何と幸せなことでしょう。木枯らし一番のおまけ付きでしたが青空のもと、秋の遠足を楽しんできました。

今年も、各学年毎に目標を定めて行いましたが、それぞれに充実した活動ができました。
年少組は、あの小さい身体で重いリュックを背負い、最後までよく歩くことができました。約6,000歩は歩いたでしょうか。ご家庭でもたくさん誉めてあげてくださいね。
年中組は、ふれあい動物の森でひよこやうさぎなどをさわったり、ヤギにエサやりをしたり、小動物達とのふれあいを楽しみました。3年前に新装になった設備はそれなりにきれいなのですが、少々管理されすぎていて、動物達との距離が開いてしまったように思いました。
今年はすみっこの方にレトリバー犬の「きなこ」を発見、気づいた子はいたでしょうか。
年長組は、グループでの自由活動。メンバーも自分達で決めました。昨年よりは時間をたっぷり取り、地図を片手に決められたエリア内で思い思いに動物達を見て回りました。その間の子ども達の姿と言えば、日々の生活そのまま。仕切り屋さんがいたり、マイペースでいつの間にかグループからはぐれたり、でもちゃんと周りの子が気にかけて○○ちゃんがまた、迷子になっちゃったと探してくれたり、やさしい面もたくさん見せてくれました。あるグループがばらばらになっていたので保育者が声をかけると、「大丈夫、迷子になったらゾウのところに行くって決めてあるから」という返答、確かにそのチームの子は待ち合わせ場所で全員が合流できていました。
年長らしい知恵の使い方に感心してしまいました。今年は、小学生たちのグループ行動も何校かありましたが、ろりぽっぷ子は小学生たちに引けをとらない生き生きと堂々とした姿を見せてくれました。

〜 連絡帳より 〜

チームを決めた事、地図の事…色々話してくれてとても楽しみにしていた遠足!!一番は「自由行動」のようで、パパにも「パパ!自由行動って知ってる?なんと!先生なしでお友達と行きます!」と鼻息もあらく話していました。ひよこの所へは行けないの、とも言っていましたが、しかの所へ行け、お友だちの地図が食べられそうになった事がとてもおもしろかったようです!!先生とお菓子交換できて嬉しかったとも言っていました。
年中で皆で行き、お泊まり・運動会…1つ1つ階段を登っていくみんな。友達と向き合って、期待を膨らませたり、相談したり…上手くいく事、いかない事、ほんとに1つ1つが学びですね。そんな場を作って頂き、また関わって頂きありがとうございます。年長 男児 母

来年度の願書の受付が始まります。
園選びのポイントになる文章を新聞に見つけましたので紹介させて頂きます。

〜幼児教育の質〜 幼稚園、保育園の選び方

学校教育といえば、授業というイメージを持つ人が多いと思います。しかし、幼児教育は遊びを通して子どもの発達や経験を保証していくもの。生活の中で高次の思考や学びにむかう力を育てるため、子どもの主体的な活動は大事になります。
保護者が施設を選ぶ基準は、主体的に遊ぶ時間がどれだけあるか、砂や土、水、自然物など可塑性(かそせい)の高いもので物を構成し遊ぶ経験ができているかなどに着目するといいでしょう。自由な遊びが身体的な発達を促し、知的能力を伸ばします。見学をすれば、子どもが遊びに夢中になっているか、やらされていつのかを見分けられると思います。

今週のろりぽっぷ子たち

秋の遠足in 東武動物公園10/28(火)

年中組そろって豆しぼりかわいいでしょ!!

秋の遠足 in 東武動物公園(年中組)

年小組

秋の遠足 in 東武動物公園(年少組)

年長組

秋の遠足 in 東武動物公園(年長組)

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