- 2015-02-08 (日) 22:22
- 園だより
ろりぽっぷ 939号 2015年2月5日
先週の雪は、子どもたちを大いに楽しませてくれましたが、その後の園庭は大変なことに…。三輪車やスクーター、そして子どもたちの靴も雪解けの泥にまみれて、あんこをまぶしたようです。
もちろん、すってんころりんと転ぶ子もいて、お着替えも大変です。庭で遊ぶのはやめなさ〜いと言いたいところですが、そこはろりぽっぷ、思い切り泥んこになって遊んでいます。
今回のテーマは、生活発表会の「好きな遊び」についてです。初めての方は不思議に思われるでしょうが、これぞろりぽっぷの神髄などと言ったら大げさになりますが、とにかくろりぽっぷらしさに溢れているのがこの演目なのです。
ろりぽっぷは、ご存知のように、大きなホールを借り、練習を重ね、きらびやかな衣装を着てという園ではありません。生活の中心が遊びであり、その様子をお伝えするのが生活発表会です。クラス毎の発表も子どもたちの生活の中からピックアップして劇ごっこに仕立てたりしていますが、さらにひとりひとりにスポットライトを当てて輝ける場を、と生まれたのが「好きな遊び」でした。何よりも自分が園で生活する中で一番楽しくてこれが好きという遊びを自分で決め、みんなに見てもらう、自分の意思を最も尊重され、生かされるのが「好きな遊び」なのです。これまでには園庭の木登り、ブランコでの靴とばし、舞台の上での砂遊びなど、ユニークな発表がありました。直前になって「やっぱり他のものにする」と心変わりは当たり前。臨機応変が信条の保育者もキリキリ舞いさせられるのが「好きな遊び」です。もちろん、3歳児や初めてのお子さんは、好きな遊びを見てもらうことを理解するのが難しかったり、待ちくたびれてぐずったり、舞台にのぼることが恥ずかしかったりと、当日はいろいろな姿を見せると思いますが、お子さんの気持ちをおおらかに受け止め、無理をせず進めていきたいと思います。
大きい組さんの演技にすごいなぁとあこがれたり、自分でもできるようになりたい、と発表会後にトライする姿が見られるようになったりと、「好きな遊び」は、お互いに刺激し合う、よい機会になっているようです。
波紋 〜連絡帳より〜
先日、また「見ちゃダメ」メモが置いてあったので、ちらっと見たところ、劇のセリフや段取りがびっしり書いてありました。ここでマイクを渡すとか、向こうへ走っていくとか…せーので○○○とか「やらされる」のではなく、お話し作りからセリフまで子どもたちで決めているので、ちゃんと頭に入っているんでしょうネ!!当日が楽しみです!!年長 母
〜保育メモより〜
朝バスから降りると積もってきた雪に触れ玄関に行くまでの間、園庭を探索したり大階段に足跡をつけたりとひとしきり遊びはじめる子どもたち。わくわくしながらバスを降り、好奇心いっぱいの子どもたちの表情を見るのがとても好きだ。部屋に行く事を急がせず、めったに降らない雪をみちくさしながら楽しんでもらいたいと思う。衣類を一工夫してもらえると存分に楽しむ事ができる。たとえば、「上も下もビニールで来た(洋服)」というA君。また、B君はスノーパンツを持参。手袋もビニール製にして雪遊びを楽しめる配慮がされている。
今週のろりぽっぷ子たち
<節分> 今年の鬼はこわやさしい?
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