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三点スタートってなぁに?

ろりぽっぷ 924号 2014年9月26日

ろりぽっぷ924号

プレイデーの最後を飾るのは年長さんのリレーです。1人ひとりが約80mのトラックを力いっぱい走る姿には、いつも心揺さぶられ、ついつい涙ぐんでしまいます。
リレー1つについても、各園いろいろな事情があるようです。次に、かつてある先生が出席した研究会での内容をお知らせしましょう。

ほとんどの幼稚園から運動会の話が出ました。一番多く出た内容は「リレー」でした。対抗リレーをしている園が多く、負けてしまうクラスが同じになってしまったり、遅い子に対して「遅いよ〜。」と言ってしまう子がいたり、勝ち負けにこだわってしまう為、「○○が遅いから…。」と言ってしまう子がいるという話が出ました。「頑張っているからいいんだよ。」と言ってくれる子の声を拾ったりして皆で頑張ろうという気持ちを向けている先生や、クラスでそのことについて話し合ったという先生もいました。
私の幼稚園では、三点スタートで、競争というよりは最後まで走ったこと、クラスみんなでバトンをつなげて走りきったことを認めてあげるという話をすると、三点スタートというやり方に驚いている先生が多かったようです。

毎年、年長ならではの種目としてこのリレーを行ってきましたが、他の園と同じ悩みを持ち続けながら行っていました。ろりぽっぷは、いろいろな持ち味のお子さんがいる、1人ひとり違っていていいんだよというコンセプトで保育をしている園です。早く走りたい気持ちはいっぱいあるけれど、思うように走れない、また走るのは苦手というお子さんもいます。それでいいんだよ、自分なりに持っている力を出しきって、楽しんで走れば(歩けば)いいんだよ、そんな思いを実現するにはどうしたらよいのかがずっと課題でした。いろいろ悩み、子どもたちとも相談しながら行きついたのが三点スタートです。

以下の文章は、三点スタートが決まった時の様子です。

年長児は今年もリレーを行いますが、各クラスでリレーをどのようにして決めるか話し合ったり、何度も園庭のトラックを走りこんだりして準備をすすめてきました。その中で、リレーのスタートの方法をどうするか、子どもたちに任せてみることにしてみました。ひとつは3クラス同じスタートラインから同時にスタートする(同時スタート)、もうひとつは3クラスが別々にトラックの上のスタートからスタートする(三点スタート)。この2つの方法の中から決めるというものです。
同時スタート、三点スタートを何度か経験し、自分はどちらがよいか、よ〜く考えてみようと提案しました。回を重ねていくたびに、三点スタートがいいという子どもたちが増え、結果、53対9。圧倒的多数で三点スタートに決まりました。バトンを渡したり受け取ったりする時、ゴチャゴチャにならないから、という意見が、同時スタートでなければ競争にならないという意見を上回ったちう結果になりました。

今週のろりぽっぷ子たち

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